支配からの脱却

偽覚者伊勢菊理に騙された元弟子のブログ

洗脳されていたことを自覚する

頭が痛くて朝一度起きて、昼間強烈な眠気に襲われ夕方まで爆睡。1日寝てしまった。


日常生活を送ることが少しずつできるようになってきた。

引っ越しする前のアパートは1Kでキッチンも狭く、料理がしにくいためストレス、また洗い物をためたりして、普通の生活に戻せるまでになりたいと思ってはいたが気力がなくて何もできない状態だった。
それでも仕事には行っていた。


昨年、あるところで出逢った人が、私の様子を心配して遠方から会いにきてくれた。

私はそれがとてもとても嬉しかった。私のために長距離を時間使って会いにきてくれたのだ。
彼はとてもじゃないけど私よりも経験は遥か上で頭もよく、こんな私が会っていいものなのか、と思ったほど。でも会ってみたら気さくでとても優しくて安心して一緒にいることができた。

話もずっときいてくれた。もちろんモラハラしていたヤツの話だ。初対面なのに何度も話しながら泣いてしまった。このときはまだヤツのことを「師匠」
だと思っていた、、、けれど様々な理不尽なことがあり、亡くなってからもあれもこれもおかしなことばかりで一体何だったのか、、と混乱状態だった。

師匠とは何?弟子って何?そもそも私は弟子に最初からなりたくてなったわけではない、、

家族以上の存在だ、と言われてそう思い込んでいた、霊能者にまで魂の親子ではないかと言われたこともあった。この人に尽くして生きていくのだと思っていた。しかし、私のことを悪く言ったり、急に不機嫌
になったり突然怒りだしたり、と最初からなんだかおかしい、と思うところはあったのだ。それでも師匠と弟子である以上は、師に従わなければならない、と。

話を聞いてもらっていて、少しずつ整理できてきた。ヤツは、悟りなんかではなく、ただの見栄っ張りだったこと。師匠の器なんかないこと。弟子を死ぬところまで追い詰めたこと。


彼が最近、今だから言える、と教えてくれた。

私の表情はとてもやばかった、のだと、、。

放送事故レベルとも言われた。

周りは誰もそこまで言ってくれる人はいなかった。
ただ食べても食べても痩せていく、仕事も限界だった‥

彼が会いにきてくれていなければ、私は確実に死んでいた。

ヤツのやったことが、カルトだとは思わなかった。自分はそんなものにひっかからないと思っていた。
しかし、ひっかかる要素はあった…エステやマルチ
の勧誘で声をかけられることが多かった。

またハラスメントを受けやすい体質でもあった。
実はヤツが亡くなってから、職場でセクハラにあっている。

休みたかったのにヤツの借金を抱えたせいで休めなかった。 搾り取られる一方だった。

モラハラに染まりきらなかったおかげで脱することができたが、ヤツの洗脳は、なかなか解けなかった。
自分が周りに、ヤツにされたことと同じことをしてしまっていたのだ。

これは相当ショックだった。

体調もおかしく、夜寝るときに呼吸が途中でとまり息苦しさで眠れない日があった。本気で死ぬと思った。ヤツに呪い殺されるのかもしれないとさえ思った。
ヤツはもういないのに。



今は回復してきて、鏡を見ると表情も元に戻ってきたと感じている。あの頃と全く違う本来の自分がそこにいた。

ヤツのことは毎日のように頭に浮かんでくる。今は落ち着いてしまったが怒りはまだ残っている。一時期は車の中で何度も叫んでいた。感情もまだ不安定だ。もういいか、で済ますこともできる。しかしそれだと私は何も変わらない。

大事なのは洗脳されていたのだと自覚することだ。そして、命を奪われそうになった、犯罪スレスレのことをヤツがやっていたこと。ただの友達としての関係ならばここまでにはなっていなかっただろうと思う。しかし、ヤツは意識か無意識かはわからないが、ジワジワと自分の有利になる環境を作っていった。同じ家に住まわせ、周りに相談するな、と自分の縁でつながった人と直接連絡をとらないようにし、私を養ってやってると周りに言っていたのだ。

ここまで追い詰められたことを許してはいけないと思っている。ちゃんと復讐がしたい。
最終的には自分が幸せに暮らすことがヤツへの最大の復讐だと思っている。