支配からの脱却

偽覚者伊勢菊理に騙された元弟子のブログ

バカだった

モラハラを受け続けた私の体なのですが、、

生理がとまった

動悸がする、呼吸が荒くなる

過食

体重減少

体内のあちこちが痛くなる

体が冷える

など

とにかくおかしくなっていった。


彼女は一年前に亡くなった。私は馬鹿なことに、彼女が亡くなるまでお世話をし続けた。

彼女が言う、全て出し尽くせ、を実行してしまったのだった。

体もお金も出し尽くしてしまったのだ、、。

その上彼女が残した借金も背負ってしまい、返し続けた。

彼女は自分が死ぬということを受け入れられなくて、生きることばかり考えていた。私も彼女が生きるためにはどうすればいいかを考えていた。民間療法も試した。重い車椅子を車に乗せ、彼女を乗せ、効果がある、と思われるところに通った。

病院に毎日寝泊まりをし、昼間は仕事に行っていて、買い物や洗濯、病院食を食べたくないという彼女のためにご飯を作り、私はボロボロだった。周りにヘルプして、支えてくれる心優しい人もいておかげでなんとか保ててたが、実際は口だけの人もいて身近で助けてはくれる人はいなかった。家族は週末見に来る程度。家族ではない私が最期まで看取った。

しかし、看病の途中で、彼女は周りに私の悪口を言っていたのを知った。
私はとてもショックだった。

いや、このときだけではない、以前から周りに私のことを悪く言っていた。そして、私には自分の関係者と連絡は取り合うな、と。
ナマクラ、金食い虫、仕事しない、男に媚びうって気持ち悪い、、、は直接言われた言葉である。

してやってると思ってるだろう、と言われたこともある。してやってると思ってたらとっくにここを去っている。これだけのことをしてやってるのに、と言ったのは彼女のほうだ。

そこまでされて、まともな人なら去っている。しかし私はそこにいる必要はなかったのに、全部やってしまった。彼女が怖かったのもある。離れたらどうなるか、あんたは不幸になる、と脅されていたこともあった。

見捨てたら私の悪口を周りに言いふらし、私に何らかの攻撃をしかけるだろうと思っていた。それでもいいか、とさえ思った。しかし、居場所がなかった私は逃げ切れなかった。

なぜそこまで自分を滅ぼすくらいのことをしたのか、、やり切ることで、誰かにここまでがんばっていることを認めてもらいたかったのだろうと思う。

彼女に??いや、彼女ではない。
彼女は上下関係を強要し、私は常に立場が下だった。「悟った」彼女は、私を「弟子」とし、師匠と弟子という関係を作り上げていた。そのため、私は「弟子」として、師にはむかってはならない、という思考になってしまった。
褒められることより叱られることが多かった。その理由は理不尽なものも多く、理解ができず、叱られる度にビクビクおどおどするだけだった。

周りに話すなといれるがまま、誰にも話すことができずにいた。いくら頑張っても報われることがない。全てを出しつくしたのに借金は増える一方、もう、出せるものがなかった。

彼女が生きていたらもっと返さなくてはならない借金があった。そう考えると恐ろしいが、彼女の生きたい意思を尊重していた私の思考は、本当におかしかった。彼女を生かしていたら、尽くし果てて死んでいたかもしれないのに。

師匠と言いながら仕事の引き継ぎや残される私のことは一切何も考えていなかった。借金も返しといて、と簡単に言う。
そのときに、そこまでして生きたいのは一体何なのかと、思った。実際私の命をあげると、伝えたことがある。
うすうす、私は利用されているだけなのかもしれないとは思っていた。利用されているなら怒りがわくようなものだが、私は怒りを出しては抑え、出しては抑え、を繰り返していた。

従うしかなかったのは、私が弱かったから。それは、過去、自己主張を「わがまま」だとかたづけられてしまっていたことにも関係してると思う。言っても無駄だ、私が我慢するしない、言ったあとの反応が怖い、と抑え続けた結果、自己主張ができず、利用されやすいマンになってしまった。
周りの意見が正しいのかもしれないと思ってしまっていた。
そして叱られるたびにどうすればいいわからず、ビクビクオドオドするしかなかった。

思考についていけずおかしいなと思うことはたくさんあった。おかしいことは、おかしい、でよかったんだ。

もう彼女には言えないのだ、、
だからエアー彼女を作って言うしかない。今ならはっきり言える。でもまだ、彼女を全部否定しきれない自分がいるのも確かだ。長い間侵食されてしまうと情が残ってしまうものなのか。仕事もプライベートもほぼ一緒にいた。私はそれを願っていたわけではなかったのに。
共依存だった。


彼女はいい人でもなんでもない。ただのカルトだった。カルトを調べたら彼女にあてはまるところがたくさんあった。

今のままだと弱いままだ。弱いままの自分でいたくない。簡単に人を信用してはいけない。私は無知だった。

だから正しい知識を得て、2度と同じ過ちを繰り返さないようにする。一度失いかけた命、自分の人生を大事に生きていきたい。