支配からの脱却

偽覚者伊勢菊理に騙された元弟子のブログ

雨の日に

何もしたくない、という日。

頭が痛くて体調もあまりよくない。

食材を買いにいかなければならないのだが、それすらもやる気が起きない。


雨の日は嫌いじゃない。
しとしとと降り続ける雨はまるで私の心がそのまま反映されているかのよう。

何もせずに寝ていようか。


何もかもをやり尽くした私は全てを捨ててしまいたくなった。
身の回りのもの全て。


全部いらない。全部捨てたい。

大半は捨ててきたが、引っ越しの際に持ち込んだものもある。

自分が気に入って買ったもの以外のものもいくつかあった。

こちらが望んでいないのに親が私のためにと勝手に買ってきたものまである。

下着や靴下までも、、、結婚適齢期をとうに越えた、いい大人なんだから、といわれる年齢だ。現実をみていないし、私を見ようとしていない。ただの押し付けを「親はみんなそんなものだ」と片付けてしまう。

母の中の私はいくつでとまっているのか。


ヤツに関するものも大方捨てた。仕事の引き継ぎさえもないのに、義務感で引き継いでしまった。
やってきたことを一旦やめ、お客さんとも距離を置いた。


これから私は新しいことを始める。

ようやく新しい人生を始められる。

まだ問題は山積みだ。病院へも行けなければならない。
死にかけるほどのことを経験して、ようやく少し余裕ができてきた。まだヤツとのこと、親とのこと、対峙できるほどの気力体力がない。思っている以上に傷が深かった。
こんなにもボロボロになってしまった自分が悲しかった。尽くせ、と言われたとおり、尽くしてしまった。

今はまだ休むとき。生きる気力さえも正直まだない。生きることがまだつらい。それでもただ負けたくない気持ちで生きている。